しんしゅくけい【伸縮計】 熱膨張(ねつぼうちょう)の小さい石英(せきえい)管(かん)でつくられた精密(せいみつ)なものさしで,岩盤(がんばん)ののびちぢみをはかる装置(そうち)。温度変化(へんか)をさけるためトンネル内に設置(せっち)し,一端(いったん)を岩盤(がんばん)に固定(こてい)し,他端(たたん)の距離(きょり)のごくわずかな変化(へんか)を連続的(れんぞくてき)に測定(そくてい)する。地震(じしん)予知の有力な計器(けいき)の1つである。◇レーザー光を用いて,反射(はんしゃ)点との距離(きょり)の変化(へんか)を精密(せいみつ)に測定(そくてい)する方式のものもある。