しんせいこうこう・しんせいだいがく【新制高校・新制大学】 新制(しんせい)とは,新しい制度(せいど)をさし,ここではとくに日本で戦後(せんご)にとられた学校制度(せいど)をいう。新制(しんせい)高校は,1947(昭和22)年学校教育法(ほう)にもとづき,翌年(よくねん),修業年限(しゅうぎょうねんげん)3年(定時制(ていじせい)は4年)として発足。また,新制(しんせい)大学は,1948年以降旧制(いこうきゅうせい)大学・師範(しはん)学校などを母体としてつくられ,旧制(きゅうせい)の高等教育機関(きかん)をなるべく併合(へいごう)して,各県に大学を1校ずつつくる方針(ほうしん)がとられた。