しんせいどうめい【神聖同盟】 ナポレオン戦争(せんそう)後の秩序(ちつじょ)の回復(かいふく)をめざしたヨーロッパ諸国(しょこく)の同盟(どうめい)。ロシア・オーストリア・プロイセンの君主が,1815年パリでむすんだ。キリスト教の正義(せいぎ)と愛(あい)による平和の実現(じつげん)を宣言(せんげん)し,のちヨーロッパのすべての君主が参加(さんか)。やがて自由主義(しゅぎ)や民族主義(みんぞくしゅぎ)をおさえる旗印(はたじるし)にされた。