しんりんはかい【森林破壊】 森林の伐採(ばっさい)や焼畑(やきはた)などによって森林がうしなわれること。地域(ちいき)的(てき)には,洪水(こうずい)・土壌流失(どじょうりゅうしつ)・生態系(せいたいけい)の激変(げきへん)をまねき,地球規模(きぼ)では,砂漠(さばく)化や地球温暖(ちきゅうおんだん)化を進行させる要因(よういん)となる。アフリカ・アジア・中南アメリカの熱帯(ねったい)林の破壊(はかい)はとくにはげしく,1年間に約(やく)1400万haが消滅(しょうめつ)しているといわれる。近年,世界的(せかいてき)にとりくむべき問題として,さまざまな組織(そしき)が活動している。