すいこう【水孔】 葉のへりにある葉脈(ようみゃく)の末端(まったん)にあいている穴(あな)。空中湿度(しつど)が高くて蒸散(じょうさん)がおさえられているとき,根からの吸水量(きゅうすいりょう)が多ければ,水は水蒸気(すいじょうき)にならず水滴(すいてき)の状態(じょうたい)で,水孔(すいこう)からおしだされる。風のない夏の朝などに生じる,いわゆる草の露(つゆ)はこれである。