*すいぞう【〈膵〉臓】 肝臓(かんぞう)につぐ大きい消化腺(せん)で,内分泌腺(ないぶんぴつせん)をかねている。右端(はし)は頭部とよばれて十二指腸(じゅうにしちょう)の内曲部に入りこみ,左端(はし)の尾部(びぶ)は胃(い)のうしろを通りひ臓(ぞう)に達(たっ)する。多数の小葉に分かれ,すい液(えき)をすい管(かん)によって分泌(ぶんぴつ)するほかに,ランゲルハンス島という組織(そしき)から,ホルモンの一種(いっしゅ)であるインスリンなどを分泌(ぶんぴつ)する。