すいへいしゃせんげん【水平社宣言】 被差別(ひさべつ)部落の人々が,全国水平社の創立(そうりつ)大会で採択(さいたく)した,差別(さべつ)と貧困(ひんこん)からの解放(かいほう)をうったえた宣言(せんげん)。1922(大正11)年3月,京都(きょうと)で全国水平社の創立(そうりつ)大会が開かれ,綱領(こうりょう)・宣言(せんげん)・決議(けつぎ)を採択(さいたく)して,自由・平等の理念(りねん)にもとづいて一切の差別(さべつ)や抑圧(よくあつ)とたたかうことを決議(けつぎ)した。◇有名な「人間に光あれ」という言葉は水平社宣言(せんげん)の結(むす)びの言葉。