すいみんうんどう【睡眠運動】 特定(とくてい)の植物の葉や花に見られる運動で,昼間に開き,夜間に閉(と)じるので,就眠(しゅうみん)運動とも昼夜運動ともよばれる。葉ではオジギソウ・クローバー・インゲンマメ・ネムノキ・カタバミなどに見られ,花ではタンポポ・ハスなどに見られる。コーチ マメ科植物などの葉の睡眠(すいみん)運動は葉柄(ようへい)の基部(きぶ)にある葉枕(ようちん)といわれる部分の細胞(さいぼう)の圧力差(あつりょくさ)による。また,多くの花の開閉(かいへい)運動は明るさや温度の変化(へんか)による成長(せいちょう)運動である。