*すがわらのみちざね【菅原道真】 (845〜903)平安時代初期(しょき)の学者・政治(せいじ)家。学者の家に生まれ,文章博士(もんじょうのはくし)となった。藤原氏(ふじわらし)をおさえようとする宇多天皇(うだてんのう)・醍醐天皇(だいごてんのう)に重く用いられ,学者としては異例(いれい)の右大臣(うだいじん)にまで昇進(しょうしん)。901年,藤原時平(ふじわらのときひら)のたくらみで大宰府(だざいふ)(福岡(ふくおか)県)に流され,そこで死んだ。◇死後,「天神(てんじん)様」としてまつられ,学問の神としてうやまわれている。コーチ 894年に遣唐(けんとう)大使に任命(にんめい)されたが,遣唐使(けんとうし)の中止を進言し,みとめられた。