スサノオノミコト【(素戔嗚尊)】 日本神話(しんわ)のなかで活躍(かつやく)する神。『古事記(こじき)』『日本書紀(にほんしょき)』によると,アマテラスオオミカミ(天照大神)の弟であるが,乱暴(らんぼう)な行動が多かったので,天上の高天原(たかまがはら)から追放された。そこで出雲(いずも)に天降(あまくだ)り,八岐大蛇(やまたのおろち)を退治(たいじ)し,クシナダヒメ(櫛名田姫)と結婚(けっこん)して出雲(いずも)国を開いた。コーチ そののち,その子孫(しそん)が代々出雲(いずも)国をおさめたが,オオクニヌシノミコト(大国主命)のとき,大和政権(やまとせいけん)に国をゆずったとされている。