スズカケノキ【〈篠懸木〉】 公園などに植えられ,また広く街路樹(がいろじゅ)とされる落葉高木。プラタナスの代表的(だいひょうてき)な一種(いっしゅ)。葉には長い葉柄(ようへい)があり互生(ごせい)し,掌状(しょうじょう)に深く5〜7裂(れつ)する。雌雄同株(しゆうどうしゅ)。花は単性(たんせい)花で球状(きゅうじょう)に集まる。雄花(おばな)は黄色,雌花(めばな)は淡緑(たんりょく)色である。果序(かじょ)は球形で,果軸(かじく)に2〜4個(こ)つき,10〜11月に成熟(せいじゅく)する。高さ:20〜40m。花期:4〜5月。小アジア・ヒマラヤ・ギリシャ・イラン原産(げんさん)。(被子植物(ひししょくぶつ) ヤマモガシ目(もく) スズカケノキ科(か))