すすきだきゅうきん【薄田泣菫】 (1877〜1945)明治(めいじ)時代の詩人。岡山(おかやま)県に生まれる。本名淳介(じゅんすけ)。古語や雅語(がご)を詩の中に使いこなして,浪漫的(ろうまんてき)な古典(こてん)詩人として明治(めいじ)30年代後半に活躍(かつやく),蒲原有明(かんばらありあけ)とともに泣菫(きゅうきん)・有明(ありあけ)時代をつくった。詩集に『暮笛集(ぼてきしゅう)』『二十五弦(げん)』『白羊宮(はくようきゅう)』など。