＊すずきはるのぶ【鈴木春信】

（1725〜1770）江戸(えど）時代中期の浮世絵(うきよえ）師(し）。江戸(えど）に生まれる。はじめ紅摺(べにずり）絵で役者絵をかいていたが，のちに多色刷(ず）りの錦絵(にしきえ）版画(はんが）を始めたため，錦絵(にしきえ）の創始(そうし）者と称(しょう）される。「春信(はるのぶ）風」といわれる優雅(ゆうが）な情緒(じょうちょ）あふれた美人画で名高い。