ストロマトライト 先カンブリア時代の地層(ちそう)の中にふくまれる,うすい層(そう)が木の年輪(ねんりん)のように丸くつみ重なった岩石。微生物(びせいぶつ)であるらん藻類(そうるい)がつくったものである。古いものは約(やく)35億(おく)年前の地層(ちそう)から発見されており,らん藻類(そうるい)が光合成(こうごうせい)によって大量(たいりょう)の酸素(さんそ)をはきだすことから,そのころには地球が少しずつ酸素(さんそ)のある環境(かんきょう)にかわっていたと考えられる。コーチ 現在(げんざい)でも,オーストラリア西海岸のハメリンプールでは,らん藻類(そうるい)がストロマトライトをつくっている。