ストロンチウム 元素(げんそ)記号Sr,原子番号38,原子量(りょう)87.6の金属元素(きんぞくげんそ)。酸化(さんか)物をアルミニウムで還元(かんげん)し,蒸留(じょうりゅう)して金属(きんぞく)を取りだす。銀白色の金属(きんぞく)で,炎色反応(えんしょくはんのう)は赤。常温(じょうおん)において空気中で表面に灰白(かいはく)色の酸化(さんか)皮膜(ひまく)ができ,加熱(かねつ)すれば酸化(さんか)物と窒化(ちっか)物のうすい膜(まく)でおおわれる。水とはげしく作用し,水素(すいそ)を発生して水酸化(すいさんか)ストロンチウムになる。◇特殊(とくしゅ)な合金,銅(どう)合金の脱酸剤(だっさんざい)などに用いられる。