スモンびょう【スモン病】 整腸剤(せいちょうざい)のキノホルムが原因(げんいん)とされる神経系疾患(しんけいけいしっかん)。1955(昭和30)〜1970年にかけて,わが国各地(かくち)にみられた。足に異常(いじょう)な感覚(かんかく)がおこり,運動障害(しょうがい)が生じ,また視力障害(しりょくしょうがい)をおこすこともある。◇腹部(ふくぶ)の障害(しょうがい)が先にあらわれるのが特徴(とくちょう)である。