すりこみ【刷り込み】 鳥類(ちょうるい)や魚類(るい)など,特定(とくてい)の動物で生まれたてのある時期に経験(けいけん)したことが,その個体(こたい)ののちの行動を規定(きてい)してしまうこと。たとえばアヒルのひなは,ふ化直後から親の行動にしたがうが,もし親がいなければ生まれて最初(さいしょ)に見た動くものにしたがう。これは一種(いっしゅ)の学習行動である。