青森県(今別町浜名)と北海道(知内町湯の里)の間の津軽海峡に建設された海底トンネル。延長53.85km(海底部分23.3km)。青函連絡船にかわる鉄道トンネルとして建設された。当初は新幹線が通じる予定であったが,低経済成長時代の影響と当時の国鉄がかかえていた膨大な赤字などのため,現在は在来線がしかれている。1983(昭和58)年1月に先進導坑が貫通し,本トンネルは1988年度に完成した。
コーチ
それまで本州と
北海道をむすぶ
幹線交通路として
活躍した
青函航路は,トンネルの開通で
廃止された。