*せいきょほういずほう【正距方位図法】 図の中心から任意(にんい)の地点への方位(ほうい),最短経路(さいたんけいろ)とその距離(きょり)が正しく読みとれる図法(ずほう)。方位図法(ほういずほう)の1つ。図の中心を基点(きてん)に考える場合にだけ使える。たとえば,東京(とうきょう)から世界各地(かくち)への方向・距離(きょり)を知るには,東京(とうきょう)中心のこの図法(ずほう)を用いるとよい。中心からはなれるにつれ,土地の形のゆがみがひどくなることが欠点(けってん)である。◇国際連合(こくさいれんごう)のマークはこの図法(ずほう)による。