せいげんせんきょ【制限選挙】 人種(じんしゅ)・性別(せいべつ)・宗教(しゅうきょう)・納税額(のうぜいがく)・財産(ざいさん)・教育などによって選挙権(せんきょけん)に制限(せいげん)をくわえる選挙(せんきょ)制度(せいど)。古くは,どこの国でも制限選挙(せいげんせんきょ)であった。日本では,1925(大正14)年に男性(だんせい)の普通選挙(ふつうせんきょ)が行われるまでは,一定の納税額(のうぜいがく)を資格条件(しかくじょうけん)とした制限選挙(せいげんせんきょ)であった。1945(昭和20)年,はじめて女性(じょせい)の選挙権(せんきょけん)がみとめられ,制限選挙(せいげんせんきょ)は完全(かんぜん)に廃止(はいし)された。