せいこう【製鋼】 銑鉄(せんてつ)を製錬(せいれん)して鋼(こう)をつくること。溶鉱炉(ようこうろ)から取りだした銑鉄(せんてつ)には炭素(たんそ)が2〜5%ぐらいふくまれ,そのほかケイ素(そ)・リンなどの不純(ふじゅん)物もふくまれている。そのため,銑鉄(せんてつ)はもろくて展延性(てんえんせい)がとぼしいので,転炉(てんろ)とか電気炉(ろ)に入れて,酸素(さんそ)をふきつけて,炭素(たんそ)や不純物(ふじゅんぶつ)の少ないはがね(・・・)につくりかえている。