**せいしょうなごん【清少納言】 (10世紀(せいき)ごろ)平安時代中期の歌人・随筆(ずいひつ)家。本名は不明(ふめい)。父は歌人の清原元輔(きよはらのもとすけ)。2度の結婚(けっこん)生活の後,一条天皇(いちじょうてんのう)の皇后定子(こうごうていし)に仕えたが,皇后没後(こうごうぼつご)の消息はわからない。コーチ 紫式部(むらさきしきぶ)とならび称(しょう)された才女で,するどい感覚(かんかく)と和漢の学才を駆使(くし)して,当時の宮廷(きゅうてい)のありさまを生き生きとえがいた随筆(ずいひつ)文学の傑作(けっさく)『枕草子(まくらのそうし)』をのこした。