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**せいでんき【静電気】

ガラスを毛皮でこすったり,プラスチックを(ぬの摩擦(まさつしたりするとき(びる電気は,物体にたまったまま動かないので(せい電気という。電流に対して使われる言葉であるが,電気が流れているか静止(せいししているかのちがいであって,電気そのものは同じである。◇コンデンサーにためた電気や雷雲(かみなりぐもの電気も(せい電気である。

(せい電気と帯電(たいでん体〕

 +または-どちらかの電気を(びることを,それぞれの電気に帯電(たいでんしているという。そして,帯電(たいでんした物体を「帯電(たいでん体」という。2種類(しゅるいの電気は,同種類(しゅるいどうしだとしりぞけあい,異種類(いしゅるいどうしのときは,引き合う性質(せいしつがある。また,帯電(たいでん体を帯電(たいでんしていない物体に近づけると,帯電(たいでんしていない物体の(はしには帯電(たいでん体と反対の種類(しゅるいの電気が集められ,すいつくようになる。このような現象(げんしょうを,「静電誘導(せいでんゆうどう」という。プラスチックは,(ぬのとの摩擦(まさつにより-に帯電(たいでんし,それを紙片(しへんに近づけると,紙片(しへん静電誘導(せいでんゆうどうにより分極(ぶんきょく(+と-に分かれる)し,プラスチックにすいつく。また帯電(たいでん体どうしが近づいたときは,電気が元の状態(じょうたいにもどろうとして音や火花を発する。

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