*せいどうき【青銅器】 銅(どう)に10%ほどのスズをまぜた合金の青銅(せいどう)でできた道具。銅(どう)にスズをくわえると硬(かた)さがまし,しかも熱(ねっ)すると溶(と)けやすいため,鋳型(いがた)に流しこんで自由な形につくることができる。この技術(ぎじゅつ)は前3000年ころメソポタミア地方で発明され,しだいに世界に広まった。コーチ 原料(げんりょう)の銅(どう)やスズは手に入りにくいため,古代ではおもに支配(しはい)者の武器(ぶき)や祭器(さいき)に使用された。