*せきちゅう【脊柱】 背骨(せぼね)ともいわれる。脊椎(せきつい)動物において頭骨(とうこつ)の後方につづき,体の背側(はいそく)を縦(たて)に走る棒(ぼう)のような骨格(こっかく)。体の中軸(ちゅうじく)をなし,重要(じゅうよう)な支持器官(しじきかん)である。ヒトの脊柱(せきちゅう)は軟骨結合(なんこつけつごう)でつながる32〜34個(こ)の椎骨(ついこつ)からなり,上からけい椎(つい)(7個(こ))・胸椎(きょうつい)(12個(こ))・腰椎(ようつい)(5個(こ))・せん椎(つい)(5個(こ))・尾椎(びつい)(3〜5個(こ))の順(じゅん)に重なっている。