*せっかいがん【石灰岩】 炭酸(たんさん)カルシウムをおもな成分(せいぶん)とするたい積(せき)岩。貝がら・サンゴ・ウミユリ・有孔(ゆうこう)虫・コケ虫・魚類(るい)などの骨格(こっかく)は,この成分(せいぶん)を主としているので,このような成分(せいぶん)が多く集まるサンゴ礁(しょう)などがかたまったものが多い。水にとけた炭酸(たんさん)カルシウムが,水底(すいてい)に沈殿(ちんでん)したと思われる石灰岩(せっかいがん)もある。化石をふくむものもある。セメントの主原料(げんりょう),石材(せきざい)(大理石)などとして多量(たりょう)に使われる。コーチ 石灰岩(せっかいがん)は,うすい塩酸(えんさん)と反応(はんのう)して二酸化炭素(にさんかたんそ)を発生する。