せっく【節句・節供】 1年の折(お)り目折(お)り目にある行事のある日。古代から中世にかけて,宮中では元日節会(がんにちのせちえ)・白馬節会(あおうまのせちえ)・踏歌節会(とうかのせちえ)・端午節会(たんごのせちえ)・重陽節会(ちょうようのせちえ)・豊明節会(とよのあかりのせちえ)があり,江戸幕府(えどばくふ)は五節供(ごせっく)(人日(じんじつ)・上巳(じょうし)・端午(たんご)・七夕(たなばた)・重陽(ちょうよう))を定めた。◇現在(げんざい)では3月と5月の節句(せっく)(供)だけをいうようになった。