ぜつめつしゅ【絶滅種】 かつて地球上に生存(せいぞん)していたが,現在(げんざい)すでに絶滅(ぜつめつ)したり,化石でのみ知られる生物種(しゅ)。進化の途上(とじょう)において気候(きこう)の変動(へんどう)などで自然(しぜん)に絶滅(ぜつめつ)したものも多いが,近年問題視(し)されているのは,人間の自然(しぜん)開発による生息地の減少(げんしょう)や消滅(しょうめつ),環境破壊(かんきょうはかい)・乱獲(らんかく)などによる絶滅種(ぜつめつしゅ)である。近世になってそのようなものが急増(きゅうぞう)する傾向(けいこう)にあり,トキ・アホウドリなど,現在(げんざい),絶滅(ぜつめつ)のおそれのある種(しゅ)も多い。コーチ ワシントン条約(じょうやく)その他で,絶滅(ぜつめつ)のおそれのある種(しゅ)の保護(ほご)がさけばれている。