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*ぜんおうあんぜんほしょうきょうりょくかいぎ【全欧安全保障協力会議】

1975年,フィンランドのヘルシンキで,アルバニアをのぞく全ヨーロッパ諸国(しょこくとアメリカ合衆国(がっしゅうこく・カナダをくわえた35か国の首脳(しゅのう参加(さんかし,ヨーロッパの緊張緩和(きんちょうかんわ相互(そうごの安全保障(ほしょうについて討議(とうぎするため開いた国際会議(こくさいかいぎ。このヘルシンキ会議(かいぎで,全ヨーロッパの安全保障(ほしょう経済(けいざい・科学・技術(ぎじゅつ分野の協力(きょうりょく人権(じんけん問題の3つを課題(かだいとすることを宣言(せんげん(ヘルシンキ宣言(せんげん)した。その後,東ヨーロッパの民主(みんしゅ革命(かくめい,東西ドイツの統一(とういつなどをへた1990年に,フランスのパリで第2回首脳会議(しゅのうかいぎが開かれ,不戦(ふせん軍縮(ぐんしゅく協力(きょうりょく約束(やくそくするパリ憲章(けんしょうをむすんだ。これにより事務(じむ局・紛争防止(ふんそうぼうしセンター・自由選挙事務所(せんきょじむしょをもうけるなど,常設機構(じょうせつきこう化が進められている。◇1994年に全欧安全保障協力機構(ぜんおうあんぜんほしょうきょうりょくきこう改称(かいしょう

コーチ

 東西の冷戦(れいせんが終わり,ヨーロッパおよび中央アジア諸国(しょこく50か国以上(いじょう参加(さんかしている,平和と安全保障(ほしょうについてのこの会議(かいぎ重要性(じゅうようせいは高まっている。現在(げんざい,日本も特別参加(とくべつさんかの形で各種(かくしゅの会合に参加(さんかしている。

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