ぜんこうじ【善光寺】 長野(ながの)市にある天台宗(てんだいしゅう)と浄土宗(じょうどしゅう)をかねた寺院。552年に百済(ペクチェ)の聖明王(せいめいおう)が献上(けんじょう)した阿弥陀如来像(あみだにょらいぞう)の安置(あんち)に始まるという。中世以後(いご),阿弥陀信仰(あみだしんこう)の隆盛(りゅうせい)とともに全国的(ぜんこくてき)に有名になり,江戸(えど)時代には庶民(しょみん)の講(こう)による参詣(さんけい)(善光寺参(ぜんこうじまい)り)をする人が多くなった。本堂(ほんどう)(国宝(こくほう))は江戸(えど)時代中期を代表する建築(けんちく)である。