ぜんこくしょくじゅさい【全国植樹祭】 国土緑化(こくどりょっか)を推進(すいしん)するために,毎年春(まいとしはる),各(かく)都道府県(とどうふけん)で開催(かいさい)される行事(ぎょうじ)。1895(明治(めいじ)28)年(ねん),アメリカの植樹運動(しょくじゅうんどう)を参考(さんこう)にして,「学校植栽日(がっこうしょくさいび)」が設(もう)けられたのにはじまり,1934(昭和(しょうわ)9)年(ねん)からは「愛林日(あいりんび)(植樹運動(しょくじゅうんどう)の日(ひ))」が定(さだ)められた。第(だい)二次世界大戦(じせかいたいせん)後(ご)にそれを引(ひ)きついだかたちで,1950(昭和(しょうわ)25)年(ねん)に山梨県(やまなしけん)で第(だい)1回植樹行事並(かいしょくじゅぎょうじなら)びに国土緑化大会(こくどりょっかたいかい)が行(おこな)われ,70年(ねん)に全国植樹祭(ぜんこくしょくじゅさい)の名称(めいしょう)になり現在(げんざい)にいたっている。天皇(てんのう)・皇后(こうごう)による「お手植(てう)え・お手(て)まき」行事(ぎょうじ),記念植樹(きねんしょくじゅ),表彰行事(ひょうしょうぎょうじ)などが行(おこな)われる。