*せんしょくたい【染色体】 細胞分裂(さいぼうぶんれつ)のうちの有糸分裂(ぶんれつ)のとき核(かく)の中の物質(ぶっしつ)が形をかえたもの。DNA(ディーエヌエー)とたんぱく質(しつ)を主成分(せいぶん)とする細胞(さいぼう)内器官(きかん)で,遺伝子(いでんし)の集合体。塩基性(えんきせい)の色素(しきそ)(酢酸(さくさん)カーミンなど)によくそまる棒状(ぼうじょう)・粒状(りゅうじょう)などの小体で,生物の種類(しゅるい)ごとに数が一定し,形や大きさにもきまりがある。体細胞(さいぼう)では同形同大のものが2本ずつあり,これを相同染色体(せんしょくたい)という。