*ぜんせんめん【前線面】 性質(せいしつ)の異(こと)なる2つの気団(きだん)の境界(きょうかい)面。前面ともいう。前線面は数百mの厚(あつ)みをもっており,その中では気温や湿度(しつど)の水平方向の差(さ)が気団(きだん)内にくらべていちじるしく大きくなっている。地面に対しては数十ないし数百分の1の傾(かたむ)きをもち,地面と交わって前線をつくる。