光が2つの媒質の境界面で全部反射される現象。光が媒質の境界面にあたると,一部が反射し一部が屈折するが,入射角が大きくなるにしたがって反射の割合が多くなる。光が光学的に密な媒質から疎な媒質に入射する場合,屈折角が90度になるときの入射角の大きさを臨界角という。入射角が臨界角に近づくと,反射の割合は急激に100%に近づき,臨界角をこすと,反射光だけになってしまう。この反射を全反射という。
コーチ
水から空気に
出るときの
臨界角は
約49度,ガラスから空気にでるときは
約43度,ダイヤモンドは
約24度である。