**そうきんるい【藻菌類】 真菌類(しんきんるい)のうちの1つの群(ぐん)。体は菌糸(きんし)でできているが,細胞(さいぼう)と細胞(さいぼう)の間にしきりがなく,多数の核(かく)がある。クモノスカビ・ケカビ・ミズカビなど。このなかまが緑藻類(りょくそうるい)と共通(きょうつう)の祖先(そせん)をもつと考えて命名されたが,現在(げんざい)その考えは否定(ひてい)された。新しい分類(ぶんるい)学では,卵菌類(らんきんるい)・羽型(はねがた)ツボカビ類(るい)・ツボカビ類(るい)・接合菌類(せつごうきんるい)などそれぞれが独立(どくりつ)した一群(ぐん)と考えられている。