そうごうかいはつ【総合開発】

産業(さんぎょう）部門別(べつ）や企業単位(きぎょうたんい）でなく，国民的(こくみんてき）立場から全体を総合(そうごう）して考え，計画される国土や資源(しげん）の開発方式。わが国では国土総合(そうごう）開発法(ほう）（1950年制定(せいてい））にもとづいて進められており，1962（昭和37）年に全国総合(そうごう）開発計画，1965年に新全国総合(そうごう）開発計画（新全総(ぜんそう）），1977年に第3次全国総合(そうごう）開発計画（3全総(ぜんそう））が立てられた。

コーチ

世界的(せかいてき）には，アメリカ合衆国(がっしゅうこく）のTVA(ティーブイエー）やコロラド川総合(そうごう）開発計画，インドのダモダル川総合(そうごう）開発計画（DVC），ガーナのボルタ川総合(そうごう）開発計画，オーストラリアのスノーウィマウンテン計画，エジプトのアスワンハイダムなどが有名である。