種子植物門 被子植物亜門のうち,子葉を2枚もつもの。双子葉植物綱のこと。
〔双子葉類の体の特徴〕
ふつう,葉は
扁平で,
葉脈は
網状である。
茎の
維管束は
輪状にならび,
形成層がある。根は,主根とそれから
枝分かれしてできる
側根に
区別できる。花を
構成するがく・
花弁・おしべ・めしべなどは,4または5か,その倍数が多い。
コーチ
草本と
木本とがあり,木本の場合,
茎は年々太くなり,
季節変化のある
地域では
年輪ができる。
〔双子葉類の分類〕
アブラナ・エンドウなど
花弁が1
枚1
枚はなれている
離弁花植物
亜綱と,アサガオやリンドウなど
花弁がたがいにくっついて,ろうと形や
筒形になった
合弁花植物
亜綱に
大別される。この
分類は
便宜的なもので,
離弁花植物の中には,タデ科など
花弁がないもの,ドクダミ科などがくも
花弁もないもの,キンポウゲやモクレンなど多数のおしべやめしべがらせん
状にならんだり,センリョウなど
道管をもたないものなどがふくまれる。