そうしょくこふん【装飾古墳】 石室の壁(かべ)や石棺(せっかん)などに絵や文様がえがかれたり,彫刻(ちょうこく)をされている古墳(こふん)のこと。おもに日本の古墳(こふん)についていう。北九州に多く,千金甲(せごんこう)(熊本(くまもと)県)・石人山(せきじんやま)(福岡(ふくおか)県)・竹原(たけはら)(同)・高松塚(たかまつづか)(奈良(なら)県)・キトラ(同)・虎塚(とらづか)(茨城(いばらき)県)古墳(こふん)などが有名。◇死者のたましいをしずめるためにつくられたと考えられる。