ぞくわおん【属和音】 属音(ぞくおん)を根音としてつくられた三和音(属音(ぞくおん)上の三和音)をいう。音階の5度上につくられた和音であるので,5度の和音ともいう。主和音についで重要(じゅうよう)な三和音で,長調ではソ・シ・レ,短調ではミ・嬰ソ・シの和音。楽曲の途中(とちゅう)での休みや,主和音で終わる曲の前には,かならずといわれるほど,よく使われる。