ソマリア連邦共和国

アフリカ東部，インド洋につきでた「アフリカの角(つの）」とよばれる地域(ちいき）に位置(いち）する国。政体(せいたい）は共和政(きょうわせい）で，元首は暫定大統領(ざんていだいとうりょう）。首都モガディシュ。国土の大部分は不毛(ふもう）の砂漠(さばく）やステップにおおわれ，とくに北部は乾燥(かんそう）がはげしい。主産業(さんぎょう）は農業と牧畜(ぼくちく）。南部のシェベリ川・ジュバ川下流域(いき）が農業地帯(ちたい）で，サトウキビ・トウモロコシ・バナナなどを生産(せいさん）。牧畜(ぼくちく）はヤギ・羊が主。1960年，北部の旧(きゅう）イギリス領(りょう）ソマリランドと南部の旧(きゅう）イタリア領(りょう）ソマリアが合体して独立(どくりつ）。1988年からの内戦激化(ないせんげきか）と干(かん）ばつによって，国民(こくみん）は飢餓(きが）にさらされ，1992年に多国籍軍(こくせきぐん）が出兵(しゅっぺい）。2012年，連邦議会(れんぽうぎかい）が正式に発足し，国名が現在(げんざい）の名称(めいしょう）に変更(へんこう）された。面積(めんせき）：63．8万km²，人口：933万。

〔国名の由来〕

〔国旗(こっき）の由来〕

コーチ