そんのうろん【尊王論】 江戸(えど)時代にさかんになった天皇(てんのう)をあがめる思想。水戸学(みとがく)のような尊王(そんのう)思想や,また国学の発達(はったつ)にともなって平田派(ひらたは)のような尊王(そんのう)思想があった。幕末(ばくまつ)には攘夷論(じょういろん)とむすんで反幕府(ばくふ)運動を生み,1867年に王政復古(おうせいふっこ)の実現(じつげん)を見るにいたった。