*たいか【退化】 生物体のある器官(きかん)が,しだいにその働(はたら)きをうしない,構造(こうぞう)や大きさも縮小(しゅくしょう)していくこと。進化の道筋(みちすじ)に,しばしば見られる。たとえばヒトは,尾(お)や盲腸(もうちょう)が退化(たいか)して,現在(げんざい)の状態(じょうたい)に進化したのである。