たいせいようちゅうおうかいれい【大西洋中央海嶺】 北極(ほっきょく)海からアイスランドを通って大西洋のまん中を南に走り,アフリカ南端(なんたん)よりインド洋へのびる大海嶺(かいれい)。深海底(てい)からの高さは約(やく)3000m,総延長(そうえんちょう)は約(やく)1万8000kmにおよぶ。山頂(さんちょう)部と山ろく部に分けられ,山頂(さんちょう)部の海嶺(かいれい)の軸部(じくぶ)にそって中軸(ちゅうじく)谷がのびる。軸部(じくぶ)は線状(せんじょう)ではなく,ところどころ軸部(じくぶ)に垂直(すいちょく)に,トランスフォーム断層(だんそう)で切られ急にずれている。山ろく部は階段状(かいだんじょう)に深海底(てい)に下る。◇プレートテクトニクスでは,海洋底(てい)が新しく生ずるところとされている。