台風の中心位置と暴風域を予報すること。台風はまわりの風によって流されると同時に,まわりの風にも影響をあたえる。そこで予報の方法には,コンピュータによって台風とそのまわりの風の流れを計算して進路をもとめる方法(数値予報)や季節ごと地域ごとにどういう進路を取りやすいかを統計的にもとめる方法などがある。進路予報を表示する図には,予報円(12時間・24時間・48時間先に台風の中心が到達すると予想される範囲)と,暴風域や暴風警戒域(台風の中心が予報円内を進んだ場合に暴風域に入る可能性のある範囲)が示される。