たいふうのめ【台風の目】 台風の中心付近(ふきん)で,風が弱く雲の少ない直径(ちょっけい)数十kmの部分。台風の目の中には周囲(しゅうい)とは逆(ぎゃく)に下降(かこう)気流が存在(そんざい)する。台風の目はレーダーや衛星(えいせい)写真でもよく見られるし,台風の中心の通過(つうか)した場所では青空や星が見える。通過(つうか)したあとでは,ふたたび逆(ぎゃく)の風向の強風にかわることから目の通過(つうか)が体験(たいけん)される。