だいぶつ【大仏】 仏像(ぶつぞう)のうちとくに巨大(きょだい)なものをいう。日本に現存(げんそん)する銅造大仏(どうぞうだいぶつ)としては,奈良(なら)東大寺(とうだいじ)の大仏(だいぶつ)が最(もっと)も大きく名高い。聖武天皇(しょうむてんのう)の発願(ほつがん)で,752(天平勝宝(てんぴょうしょうほう)4)年開眼(かいげん)したもの。現在(げんざい)の仏像(ぶつぞう)の像高約(ぞうこうやく)15m。ほかに,鎌倉高徳院(かまくらこうとくいん)の鎌倉(かまくら)の大仏(だいぶつ)が名高い。◇2001年に破壊(はかい)されたアフガニスタンのバーミヤーンの石仏立像(せきぶつりゅうぞう)は,像高(ぞうこう)55mもある,巨大(きょだい)な大仏(だいぶつ)であった。