だいり【内裏】 わが国古代における皇居(こうきょ)のよび名。天皇(てんのう)の住居(じゅうきょ)としての宮殿(きゅうでん)で,紫宸殿(ししんでん)・清涼殿(せいりょうでん)などの建物(たてもの)がある。古代では天皇(てんのう)ごとに場所をかえる習慣(しゅうかん)があった。火災(かさい)などにより,平安時代には外戚(がいせき)(母方の親戚(しんせき))の邸宅(ていたく)を内裏(だいり)とすることがあり,これを里内裏(さとだいり)という。大内裏(だいだいり)