タイリクバラタナゴ 川の下流やあさい池などにすみ,付着藻類(ふちゃくそうるい)などを食べる魚。おすは産卵(さんらん)期になると,体の色がバラ色にかわる。原産(げんさん)地は中国大陸(たいりく)で,日本には1940年代にハクレンなどに混入(こんにゅう)して渡来(とらい)した。その後分布(ぶんぷ)を広げ,在来種(ざいらいしゅ)であるニッポンバラタナゴをおびやかす存在(そんざい)となっている。産卵(さんらん)期が長く,3〜10月にわたる。おすは産卵(さんらん)する二枚貝(にまいがい)を中心に,なわばりをもつ。全長3〜10cm。分布(ぶんぷ):北海道・本州・四国・九州。(硬骨魚類(こうこつぎょるい) コイ目 コイ科)