たいりゅうけん【対流圏】 地上から圏界(けんかい)面までの大気の層(そう)。対流圏(けん)の中では気温はふつう高さとともに減少(げんしょう)し,対流がさかんで,雲を生じ雨や雪を生ずる。圏界(けんかい)面の高さは緯度(いど)や季節(きせつ)によってかわり,赤道では17〜18km,中緯度(いど)では10〜15km,極(きょく)では7〜8kmである。コーチ 対流圏(けん)内ではふつう高さが1kmますごとに気温が約(やく)6℃ずつ下がる。