だえん【〈楕〉円】 円を1つの直径(ちょっけい)に対して,それに垂直(すいちょく)な方向に同じ割合(わりあい)に,拡大(かくだい),縮小(しゅくしょう)して得(え)られる図形。2つの定点F,F′からの距離(きょり)の和が一定であるように点が動いたあとがだ円である。また,円すいを軸(じく)と母線のなす角より大きく,直角より小さい角で軸(じく)と交わるような平面で切ったときにできる切り口の曲線はだ円になる。◇長円ともいう。